Posted on 7月 25, 2018 in 京都あちこち

大般若波羅密多経転読法要
去る7月25日京都壬生寺において大般若波羅密多経転読法要が行われ、
写経を一緒にさせていただいた梅木一男氏からお誘いを受け、本年も参加させていただきました。
今から20年前、仕事でご縁をいただいた故宅間久翁会長からお声がけをいただき、宅間久翁会長が発願された「大般若波羅密多経」全600巻写経では、
1998年5月18日より写経を始め、2002年6月3日まで継続。 同年7月25日宅間久翁会長は壬生寺 松浦俊海貫主に600巻全てを納経されました。

世間で行われている大般若波羅密多経転読法要は、ほとんどが木版印刷のもので、壬生寺での法要は、宅間久翁会長が納経されたすべて手書きの
「大般若波羅密多経」全600巻のお経が使われています。

1巻は約8,000文字程度で江戸時代の宇治黄檗山藏、木版のお経の傷みがひどく新しく書き写させていただきました。
上野聡司が担当したのは 125・132・142・165・173・190・202・222・239・255・272・292・304・316・332・346・364・377・387・399・413・425・439・454・467・478・495・503・508・528・536・547・557・565・573・582・585・592・599 合計39巻、
自宅には、納経してから書かせていただいた第1巻と第600巻を保管しています。

大般若波羅密多経転読法要は毎年7月25日午前9時30分から壬生寺本堂で開催されています。
どなたも無料で参加できます。ご興味のある方は是非!!

1998年8月30日書き終えたお経との記念写真ー自宅にて