まだフェアーウインドが修学院で営業していた頃(16年前)に紅葉の電車「きらら」で有名な叡山電鉄(エイデン)の中で弊社ディレクターと衝撃の不思議な出会い方をした Mahinda Deegalle氏が5年振りに来日。
私たちを訪ねてきてくれました。
大学がお休みの間に、ご自身のプロジェクトをがんがん進行中のようで、「バンコクとスリランカを行ったり来たりして、韓国と中国にも行っていて、少し休みたかったので日本に2日だけ寄りました。」と。
おぉ。相変わらずお忙しそうです!!
お会いした当時はスリランカから FURBRIGT の full Scholarship student としてハーバード大学に留学し卒業。
さらに29歳の若さでシカゴ大学でPhDを取得されたあとさらに京大で仏教のお勉強をされているところでした。
経歴をお聞きすると「めちゃめちゃすごい人」だし、見た目もお坊さんなので、はじめは何をしゃべっていいか分からなかったのですが、お話をされる口調がとにかくやさしくて、しかも日本語ぺらぺらなので、言葉の壁もなく(笑)、すぐに打ち解けて一緒にご飯をたべたり、英語を教えてもらったりプチ旅行をしたりとすっかり仲良くして頂いていました。
よく家に来られて、「今から少し勉強しますね。」というなり、周りがどんなに騒がしくても(テレビがついていても)軽く1,2時間はすごい集中力で勉強されていた姿を思い出します。
そのときに本当に勉強するという事はこのような姿勢なんだなと教えていただきました。
「勉強することは楽しいですよね!どうして学生があんまり勉強しないのか不思議だ!」
と楽しそうに語っておられたのがついこの間のようです。
現在はイギリスの Bath Spa University で仏教学を教えていらっしゃいます。
マヒンダさんの生徒さんが作られた韓国の研修旅行のDVDをみせていただいたのですが、尼寺に宿泊した時のことや、街で遭遇したリアルな問題に対しても、アメリカから来たツーリストのインタビューも交えて紹介していたり、とても上手に編集されていてびっくりしました。
DVDにまとめるという目標があると、研修旅行中に学ぶ内容もきっと濃くなることでしょうね。
カメラの話に始まり、イギリスの話や、マヒンダさん自身のプロジェクトや、個人的にもいろいろアドバイスをいただいて、なんだかとてもワクワクした気分になりました。
弊社ディレクターが蓮を育てている話をして種をお裾分けすると、偶然にもスリランカで進行中のプロジェクトは “Nelum Pokuna” ネルンポクナ (Lotus Pond) という場所で進められているらしく、完成したらぜひ来て下さいねとお誘いいただきました!
今は蓮のない Nelum Pokuna には何色の蓮が咲くのでしょうか。ぜひ行って見てみたいです。
元気にご活躍されているマヒンダさんからとても元気をいただきました。
お忙しい中お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
プロジェクトの成功をお祈りしています!
お体には気をつけて下さいね!